阿武野勝彦 (あぶの・かつひこ)

プロデューサー/共同監督

1959年生まれ。同志社大学文学部卒業、81年東海テレビ入社。アナウンサーを経てドキュメンタリー制作。主なディレクター作品『ガウディへの旅』(90・日本民間放送連盟賞)『村と戦争』(95・放送文化基金賞)『約束』(07)など。プロデュース作品『とうちゃんはエジソン』(03)『裁判長のお弁当』(08)『光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日~』(08)。『平成ジレンマ』(11)で映画初プロデュース。個人賞に、放送人グランプリ(08)日本記者クラブ賞(09)。

鈴木祐司(すずき・ゆうじ)

共同監督

1973年生まれ。愛知学院大学文学部卒業、98年東海テレビプロダクション入社。報道部遊軍記者から、04年ドキュメンタリー制作。これまでのディレクター作品は『あきないの人々~平成17年夏 花園商店街~』(04)『約束~日本一のダムが奪うもの~』(07・地方の時代映像祭グランプリ)『シリーズ 時代の肖像 ドキュメンタリーの旅』(08~09)など。

塩屋久夫(しおや・ひさお)

撮影

1947生まれ。鹿児島国際大学経済学部卒業、72年エキスプレス入社、岐阜駐在カメラマンを経て東海テレビへ移籍。主な撮影作品は『ラ・ポールの贈りもの~愛知の腎臓移植~』(90) 『はたらいてはたらいて~小児科診療所と老人たち~』(92・文化庁芸術作品賞)『証言 満州映画協会』(92・日本民間連盟賞)『幸せのかたち~よど号ハイジャック事件から26年~』(96)『みんなの学校』(98)『オヤジ和尚』(05)『約束』(07)『検事のふろしき』(09・ギャラクシー奨励賞)など。

奥田 繁(おくだ・しげる)

編集

1968年生まれ。東京写真専門学校ビデオ科卒業、88年エキスプレス入社。ニュース、ドキュメンタリーの編集担当。主な作品は『はたらいてはたらいて』(92)『オオシカの村』(93・文化庁芸術作品賞)『とうちゃんはエジソン』(03・ギャラクシー大賞)『裁判長のお弁当』(08・同大賞)、また『重い扉』(07・ギャラクシー優秀賞)から名張毒ぶどう酒事件の連作を編集。

宮本信子(みやもと・のぶこ)

ナレーション

1945年生まれ。1963年文学座付属演劇研究所を経て『三日月の影』(64)で初舞台。『男はつらいよ 純情篇』(68)『お葬式』(84・日本アカデミー賞優秀主演女優賞)『マルサの女』(87・同最優秀主演女優賞)『マルサの女2』(88・同優秀主演女優賞)『あ・うん』(89・同賞)『あげまん』(90・同賞)『ミンボーの女』(92・同賞)『スーパーの女』(96・同賞)『マルタイの女』(97・同賞)『眉山』(07・同賞優秀助演女優賞)大河ドラマ『天地人』でナレーション(09)『阪急電車』(11)など。東海テレビでは『とうちゃんはエジソン』(03)『あきないの人々』(04)『いくさのかけら』(05)『裁判長のお弁当』(08)『検事のふろしき』(09)に続き、本作が6本目のナレーション。

本多俊之(ほんだ・としゆき)

音楽

1957年生まれ。78年大学在学中に初のリーダーアルバム「バ-ニング・ウェイヴ」を発表、日本を代表するサックス奏者である。作・編曲家としても、多数リリース。映画作品は、『マルサの女』(87・日本アカデミ-賞最優秀音楽賞)を始め一連の伊丹十三監督作品のほか、『人魚伝説』(85)『秋深き』(08)など池田敏春監督作品、また世界で公開されたアニメーション『メトロポリス』(01)『よなよなペンギン』(10)などで音楽を担当。東海テレビでは『検事のふろしき』(09)以来二作目。

岡田こずえ(おかだ・こずえ)

音楽プロデューサー

映画『マルサの女』(伊丹十三監督)『ガンヘッド』(原田眞人監督)『バカヤロー!シリーズ』(森田芳光総指揮)などの音楽制作から、数多くの映画・TV・CM・舞台の音楽を制作。アニメーション映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』(細田守監督)なども手がけている。また近年は、著作権・海外ライセンスなどにも詳しい音楽プロデューサーとして多様な形で作品作りに係わっている。東海テレビ作品は『検事のふろしき』(09)『毒とひまわり』(10)『母の絵日記』(10)『平成ジレンマ』(10)に続いて5作目。